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OSデュアルブート設定+IPMI管理環境構築による、環境切り替え・遠隔マネジメントシステム

1台のマシンでWindows と Linux を環境を利用可能 且つ 切り替えの容易なターンキーシステム

弊社では「研究室内で一台のワークステーションを WindowsとUbuntuを切り替えて使用したい」とのご相談をよくいただきます。このご相談の背景には、以下のようなお客様の抱える具体的な課題やご要望があります。

ケース 1

研究に使用したいソフトウェアが、 Windows または Ubuntu (Linux) のいずれかの環境にしか対応していない

ケース 2

同じワークステーションで別々の研究者が Windows / Ubuntu それぞれの環境に棲み分けて利用する。そのため、物理的にディスクを分けたい

ケース 3

Windows / Ubuntu それぞれの開発環境で、作成したプログラムの挙動を確認したい

弊社ではこれらを解決するための環境をご用意いたします。

課題

1台のワークステーションでの Windows / Ubuntu 両方の利用は、デュアルブートで両OSをインストールした環境を用意することで実現が可能。

ただし、Windows / Ubuntu の環境を切り替えるにはワークステーションの再起動が必要であり、ワークステーションの置き場所まで移動し物理的に切り替えをする必要がある。

テガラからのご提案

WindowsとLinuxの物理ディスク切り替えによるデュアルブート設定および、IPMI (Intelligent Platform Management Interface) 管理設定をお客様環境にあわせて設定した状態にてご提供いたします。

IPMI により、再起動のために対象のワークステーションに接続された物理モニタの前で待機せずとも、どちらのOSに切り替えるか、管理用のマシンからネットワークを通して遠隔操作ができます。また、OS切り替えだけでなく、ワークステーションの稼働状況(温度やファン、電源の状態、強制終了や起動等)を遠隔でマネジメント可能になります。

事例 1 : バイオインフォマティクス用 マシン
CPU Xeon W7-2495X 2.50GHz 24コア
メモリ 128GB (32GB×4)
ストレージ 2TB SSD M.2 NVMe Gen4
16TB HDD S-ATA ×2 (RAID1)
SSD M.2 に Windows 11 Professional , Ubuntu 22.04 をインストール
(インストール場所、OS/ディストリビューションはご要望に応じ選択可能)
ビデオカード NVIDIA T400 4GB (MiniDisplayPort x3)

参考価格 : 税込 140万円程度 (お客様のご要望に応じカスタム)

事例 2 : 実験データ解析用マシン
CPU Xeon W5-2445 3.1GHz 10コア
メモリ 64GB (16GB×4)
ストレージ 2TB SSD × 2台
各SSD に Windows 11 Professional, Ubuntu 22.04 をそれぞれインストール
(インストール場所、OS/ディストリビューションはご要望に応じ選択可能)
ビデオカード NVIDIA Geforce RTX4070 Super 12GB

参考価格 : 税込 80万円程度 (お客様のご要望に応じカスタム)

デュアルブートについて

デュアルブートは、一台のコンピュータに複数のオペレーティングシステム (OS) をインストールし、起動時に使用するOSを選択できるようにする設定のことです。仮想マシンとは異なり各OSがハードウェアのフルパフォーマンスを利用でき、特にグラフィックやプロセッサ性能が重要なタスクでは有利です。一部のファイルシステムやストレージを共有することで、異なるOS間でファイルをやり取りすることも可能です。

なお一つのハードディスク/SSD 上に複数のOSをインストールする方法と、異なるハードディスク/SSD にそれぞれのOSをインストールする方法があります。後者の場合、システムの独立性やパフォーマンス、安全性の向上に優れているという利点があります。特に、大容量のストレージが必要な場合や、システム間の干渉を避けたい場合に有効です。

IPMI (Intelligent Platform Management Interface) について

IPMI (Intelligent Platform Management Interface) は、主にサーバーやデータセンターの管理に用いられるリモート管理技術です。主な機能には、電源のリモート制御、リモートコンソールアクセス、ハードウェアセンサーの監視、イベントログの記録があります。利点として、物理的なアクセス不要でのリモート管理が可能なため、時間とコストの節約ができ、ハードウェアの問題を早期に検知して対応することでダウンタイムを削減できます。また、リアルタイム監視によりシステムのパフォーマンスを最適化し、セキュリティも向上します。特に大規模なデータセンターや企業のITインフラにおいて重要なツールです。

活用分野

ソフトウェア開発 / ゲーム開発 / 教育 / システム管理 / セキュリティ研究 / Web開発 / データサイエンス / ネットワーク管理 / マルチメディア制作 / ハードウェアテスト / クラウドコンピューティング / IoT開発 / 科学研究 / デジタルアート / 言語学習 / 音楽制作 / CAD設計 / ビジネス分析 / 電子工学 / ブロックチェーン開発

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