「TKS (ターンキーシステム)」とは、特定の目的を叶えるための最適な構成で構築され、さらに事前に各種設定までされている等、「電源を入れれば (TurnKey)すぐに使える」状態で提供されるシステムを指します。
スピードがますます重視されている現代では研究開発の分野においても「コスト・パフォーマンス」以上に「タイム・パフォーマンス」が最重要な課題のひとつになっています。研究開発者さまがすぐにご利用を開始できる TKS(ターンキーシステム)は、テガラの「研究開発を加速するお手伝い」の理念を具現化するサービスのひとつです。
テガラ株式会社では1991年の創業以来「研究開発を加速するお手伝い」を理念に研究開発者様向けのサービスをご提供してきました。
弊社のサービスの軸である「研究開発者向け海外製品調達サービス UNIPOS - ユニポス」、「研究用・産業用PCの製作・販売サービス TEGSYS - テグシス」を展開していく中で、『TEGSYS のPC・ワークステーションで UNIPOS で取り扱うソフトウェアやハードウェアを使えるようインストールやセットアップをしてほしい』といったお客様からのご依頼が増えてまいりました。
ワークステーションにWIEN2k をインストールした状態で納品してほしいという例 (WIEN2k ターンキーシステム)
その背景を深堀していくと、
等といった、システムやデバイス単体ではなく、研究を開始するための環境をトータルでご用意することにストレスを感じられる研究・開発者様が多いことが分かりました。
そこで、TEGSYS x UNIPOSで培ったノウハウを活かし、すぐに使える状態で研究開発に必要なシステム一式をご提供する部署として、2023年6月、TKS事業部が生まれました。これは、テガラの社名の由来である「統合的な(integrated)」サービスの提供という理念とも合致いたします。
TKS事業部では、TEGSYS x UNIPOSの枠を越え、研究・開発者様の本質的な問題である、タイムパフォーマンスにアプローチし、「研究開発を加速するお手伝い」するシステムをご提供いたします。
特定の何かが欲しいという願いを叶えるのではなく、お客様のお悩みそのものにフォーカスし、それを解決するための答えをご提示することがTKS事業部の使命であり、挑戦です。もし何かお困りのことがありましたら、「こんなことをやってもらえないか」といった簡単なご相談で構いません。ぜひお客様のご要望をお聞かせください。