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納品されたその日から、実験スタート!

Advance/NanoLabo ターンキーシステム

Advance/NanoLabo インストール済みで届いてすぐに利用できる、第一原理計算用途に最適なPC

第一原理計算や分子動力学の初心者向けに設計されたソフトウェア「Advance/NanoLabo」がインストール・セットアップされた、第一原理計算用途に最適な構成のPCをご提供いたします。

Advance/NanoLabo は、各種 第一原理計算や分子動力学計算ソフトウェア(※1)に対応した、ナノ材料解析統合GUIです。材料データベース(※2)を検索し、モデリング・計算条件設定が極めて容易に行えます。また計算実行後は、結果を瞬時にグラフィックス表示できます。

Advance/NanoLaboは最小限の手順のみで直感的に操作できるようにデザインされているのが特長で、これから材料シミュレーションを始める方に最適です (詳細はこちら)。弊社でご提供する Advance/NanoLabo ターンキーシステムは、PCにソフトウェアをセットアップ済みの状態でお届けしますので、さらに手軽にマテリアル系シミュレータのご利用を開始いただくことが可能になります。

※1 対応ソフトウェア :
Advance/PHASE (アドバンスソフト株式会社の開発する第一原理計算ソフトウェア / 有償)
Quantum ESPRESSO (GPL ライセンスにて配布されている第一原理計算のオープンソースソフトウェア)
LAMMPS (GPL ライセンスにて配布されている分子動力学計算のオープンソースソフトウェア)
ThreeBodyTB (NIST にて開発された汎用Tight-Binding 法のオープンソースソフトウェア)

※2 対応データベース :
Materials Project (Lawrence Berkeley National Laboratory にて開発された材料インフォマティクス用のデータベース)
PubChem (National Center for Biotechnology Information にて開発された生化学用のデータベース)

Advance/NanoLabo は アドバンスソフト株式会社の製品です。
テガラ株式会社は Advance/NanoLabo の代理店として、アドバンスソフト社と連係し、Advance/NanoLabo を搭載したPCを「届いてすぐに使える」ターンキーシステムとしてご提供いたします。

Advance/NanoLabo の特長

1. 直感的で使い易いGUI

最小限の手順のみで、直感的に操作できるようにデザインされています。材料シミュレーションをこれから始める方に最適です。

詳細紹介ページ (アドバンスソフト社Webサイト)

2. 多彩なモデリング機能

スーパーセル、不純物置換、格子欠陥、空間群判定、表面・界面モデル、有機分子描画、分子吸着、溶媒充填、高分子モデル、など。

詳細紹介ページ (アドバンスソフト社Webサイト)

3. 最先端のNeural Network力場にも対応

オープンソースの汎用Graph Neural Network力場(Open Catalyst、M3GNet、CHGNet)に加えて、アドバンスソフト社 独自開発のAdvance/NeuralMD (有償オプション)で作成した力場が利用できます。力場データベースも公開中です。

Advance/NeuralMD 詳細紹介ページ (アドバンスソフト社Webサイト)

NEW !

4. AI による材料モデリング機能

世界に先駆けて開発された、ユーザーが作りたい原子構造モデルを言葉で入力するだけで自動的にモデルが生成される“Autopilot”の機能を搭載しています。音声による命令文の入力にも対応しており、また AI による自動モデリング遂行中にユーザーが細部を適宜設定できる“セミオートモード”も利用可能です (AI については、GPT3.5-turbo をベースに実装しています)。

操作はとても簡単で、①命令文を入力し(日本語対応)、②AIより提示されたモデル手順を確認後に、③モデル作成が自動実行されます。実行イメージは以下の動画をご参照ください。

※ AIによる材料モデリング機能のご利用にはインターネット接続環境が必須となります

Advance/NanoLabo 機能紹介動画
Advance/NanoLabo Autopilot 紹介動画

上記の画像クリックでカタログをダウンロードいただけます (PDF : 1.89MB)

Advance/NanoLabo ターンキーシステム

Advance/NanoLabo がインストール・セットアップされた、第一原理計算用途に最適なPCをご提供。マテリアル系シミュレータを「届いてすぐに使える」状態でお届けします。

第一原理計算では計算速度は原子数の3乗に比例するため、原子数が増えると計算に要求されるCPUコア数が極端に多くなります。またメモリの必要容量については原子数の2乗に比例します。

この特性も踏まえ、テガラでは Advance/NanoLaboに適した基本の4モデル (エントリー/スタンダード/ミドル/ハイエンド) をご用意しました。お客様のご利用環境やご用途に合わせて最適なモデルをお選びください。

技術的なサポートをご希望ですか?

Quantum Espresso / LAMMPS の使用方法やアドバイスが必要な場合、アドバンスソフト社のサポートパッケージもあわせてご提供可能です。

サポートパッケージ価格 企業・国研 大学
Quantum ESPRESSO 年間技術サポート :  55万円 (税込) 27.5万円 (税込)
LAMMPS 年間技術サポート : 55万円 (税込) 27.5万円 (税込)

サポート内容の例 :
解析の方法を詳しく知りたい、コンサルをお願いしたい 等

その他、現地開梱・設置や、ご要望に応じた環境設定のご提案も可能です。ターンキーシステムの一部としてトータルでお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

エントリーモデル

インテル Core i9 系のCPUを採用した手頃なスペック・価格のエントリー構成です。「Advance/NanoLabo をまずは使ってみたい」というユーザー様にオススメのモデルとなっています。

CPU Core i9-14900K (3.20GHz 8コア+2.40GHz 16コア)
メモリ 64GB
ストレージ 1TB SSD M.2
ビデオカード NVIDIA T400 4GB
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit

ターンキーシステム内容 : 上記仕様のワークステーション、Advance/NanoLabo ライセンス、インストール・セットアップ、ライセンス期間に応じた保守サポート 一式

インストールするライセンスの種類 :  企業・国研 :
年間ライセンス インストール (※1)
大学 :
年間ライセンス インストール (※1)
企業・国研 : 
買取(永久)ライセンス インストール
大学 :
買取(永久)ライセンス インストール

ターンキーシステム 価格 (税込)

97.5万円

70万円

207.5万円

125万円

上記ターンキーシステムの価格には、以下 Advance/NanoLabo ライセンス費用も含まれております
内、ライセンス価格 (税込) :  55万円 (税別 50万円) 27.5万円 (税別 25万円) 165万円 (税別 150万円) 82.5万円 (税別 75万円)

※1 : Advance/NanoLabo 「年間ライセンス」は1年間のサブスクリプション形式のライセンスとなります。継続してのご利用には、毎年ライセンスを更新(購入)いただく必要がございます。なおワークステーションにつきましては、インストールしたライセンスの種類に限らず買い切りとなります。

スタンダードモデル

Advance/NanoLaboで 100原子系のDFT計算を実施することを想定し、最適化した構成です。

ワークステーション向けのCPU インテル Xeon を搭載した Advance/NanoLabo 向けの基本モデル(スタンダードモデル)で、基本的な第一原理計算に十分な性能を発揮します。

CPU Xeon W5-3425 (3.20GHz 12コア)
メモリ 64GB REG ECC
ストレージ 4TB HDD S-ATA
ビデオカード NVIDIA T400 4GB
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit (Linux も選択可能)

ターンキーシステム内容 : 上記仕様のワークステーション、Advance/NanoLabo ライセンス、インストール・セットアップ、ライセンス期間に応じた保守サポート 一式

インストールするライセンスの種類 :  企業・国研 :
年間ライセンス インストール (※1)
大学 :
年間ライセンス インストール (※1)
企業・国研 : 
買取(永久)ライセンス インストール
大学 :
買取(永久)ライセンス インストール

ターンキーシステム 価格 (税込)

137.5万円

110万円

247.5万円

165万円

上記ターンキーシステムの価格には、以下 Advance/NanoLabo ライセンス費用も含まれております
内、ライセンス価格 (税込) :  55万円 (税別 50万円) 27.5万円 (税別 25万円) 165万円 (税別 150万円) 82.5万円 (税別 75万円)

※1 : Advance/NanoLabo 年間ライセンスは1年間のサブスクリプション形式のライセンスとなります。継続してのご利用には、毎年ライセンスを更新(購入)いただく必要がございます。なおワークステーションにつきましては、インストールしたライセンスの種類に限らず買い切りとなります。

ミドルモデル

Advance/NanoLaboで 100原子系表面モデルのDFT計算を実施することを想定し、最適化した構成です。

スタンダードモデルと同じ Xeon W5 の中でもよりコア数の多いCPUを採用し、表面モデル計算にも力を発揮します。

CPU Xeon W5-3435X (3.10GHz 16コア)
メモリ 128GB REG ECC 
ストレージ 4TB HDD S-ATA
ビデオカード NVIDIA T400 4GB 
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit (Linux も選択可能)

ターンキーシステム内容 : 上記仕様のワークステーション、Advance/NanoLabo ライセンス、インストール・セットアップ、ライセンス期間に応じた保守サポート 一式

インストールするライセンスの種類 :  企業・国研 :
年間ライセンス インストール (※1)
大学 :
年間ライセンス インストール (※1)
企業・国研 : 
買取(永久)ライセンス インストール
大学 :
買取(永久)ライセンス インストール

ターンキーシステム 価格 (税込)

157.5万円 130万円 267.5万円 185万円
上記ターンキーシステムの価格には、以下 Advance/NanoLabo ライセンス費用も含まれております
内、ライセンス価格 (税込) :  55万円 (税別 50万円) 27.5万円 (税別 25万円) 165万円 (税別 150万円) 82.5万円 (税別 75万円)

※1 : Advance/NanoLabo 年間ライセンスは1年間のサブスクリプション形式のライセンスとなります。継続してのご利用には、毎年ライセンスを更新(購入)いただく必要がございます。なおワークステーションにつきましては、インストールしたライセンスの種類に限らず買い切りとなります。

ハイエンドモデル

Advance/NanoLaboで 100原子系の遷移金属のDFT計算を実施することを想定し、最適化した構成です。

このモデルでは遷移金属を対象とした計算にも対応できるよう、よりコア数の多いCPUを採用しています。またメモリはメーカー推奨容量の2倍となる256GBを搭載した余裕をもたせた構成としています。

CPU Xeon W7-3455 (2.50GHz 24コア)
メモリ 256GB REG ECC
ストレージ 4TB HDD S-ATA
ビデオカード NVIDIA T400 4GB 
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit (Linux も選択可能)

ターンキーシステム内容 : 上記仕様のワークステーション、Advance/NanoLabo ライセンス、インストール・セットアップ、ライセンス期間に応じた保守サポート 一式

インストールするライセンスの種類 :  企業・国研 :
年間ライセンス インストール (※1)
大学 :
年間ライセンス インストール (※1)
企業・国研 : 
買取(永久)ライセンス インストール
大学 :
買取(永久)ライセンス インストール

ターンキーシステム 価格 (税込)

187.5万円 160万円 297.5万円 215万円
上記ターンキーシステムの価格には、以下 Advance/NanoLabo ライセンス費用も含まれております
内、ライセンス価格 (税込) :  55万円 (税別 50万円) 27.5万円 (税別 25万円) 165万円 (税別 150万円) 82.5万円 (税別 75万円)

※1 : Advance/NanoLabo 年間ライセンスは1年間のサブスクリプション形式のライセンスとなります。継続してのご利用には、毎年ライセンスを更新(購入)いただく必要がございます。なおワークステーションにつきましては、インストールしたライセンスの種類に限らず買い切りとなります。

Advance/NanoLabo ターンキーシステムがこれから材料シミュレーションを始める方に最適な理由

第一原理計算や分子動力学のソフトウェアの多くは、理論研究者や計算研究者向けに設計されており、実験研究者が自身の本業の傍らに材料シミュレーションを実施するのには適していません。

しかしながら、アドバンスソフト社の Advance/NanoLaboは実験研究者などの初心者でも簡単に扱える本当に使い易いGUIとして設計されており、実際に数百名のユーザー様のうち54%が実験研究者です(2023年12月現在)。

初心者向けに設計された直感的で使い易いGUIが多くのユーザー様に支持され、2018年の販売開始から国内外で数百件の販売実績があります。

そんな Advance/NanoLabo をインストール・セットアップ済み、 且つ 研究規模に応じてインストール先のマシンスペックも選べる 弊社のターンキーシステムは、「材料シミュレーションを始めるのに何を用意したらいいかわからない」「貴重な時間を実験に費やせるよう、手間のかかる準備は簡略化したい」「とにかく手軽に材料シミュレーションを実施したい」、そんなユーザー様に最適なシステムです。

また「既に材料シミュレーションを行ってはいるもののモデリングに時間がかかっている」という悩みをもつユーザー様に対しても、Advance/NanoLabo の 使い易さと、最適化されたマシンが組み合わせられたターンキーシステムにより、快適な実験環境をご提供いたします。

Neural Network Potentialに基づいた分子動力学計算のソフトウェア「Advance/NeuralMD」用のターンキーシステムもご提供可能です。ご希望の際にはお気軽にお問い合わせください

Advance/NeuralMD について

Advance/NeuralMDは、アドバンスソフト株式会社の開発・販売する Neural Network力場に基づいた分子動力学計算のソフトウェアです。Quantum ESPRESSO にて出力された第一原理計算の結果を教師データとして分子力場を作成し、この力場を利用して LAMMPS にて分子動力学計算を実行します。

Advance/NeuralMD Pro ライセンスでは、GPUでのニューラルネットワークの学習および分子動力学計算に対応しており、複数のGPUを搭載したマシン and/or GPU を搭載した複数のマシンノードを用いることで処理を高速化することができます (MPI並列との併用が可能)。

なお、教師データの作成、ニューラルネットワークの学習および力場生成、分子動力学計算の実施まで、全ての工程をAdvance/NanoLaboの画面から操作可能です。

活用分野・関連キーワード

ナノテクノロジー / 材料科学 / 半導体デバイス設計 / エレクトロニクス / エネルギー貯蔵デバイス(バッテリー、キャパシター) / フレキシブルエレクトロニクス / 有機エレクトロニクス / 太陽電池 / 医療機器 / バイオセンサー / MEMS/NEMS(微小電気機械システム/ナノ電気機械システム) / 光学デバイス / ディスプレイ技術(OLED、QLED) / 触媒開発 / 燃料電池 / 熱電材料 / 超伝導材料 / マグネティクス(磁性材料) / 薄膜技術 / 環境モニタリングデバイス / 化学工学 / 生物物理学 / 量子物理学 / 複合材料の研究 / 高分子化学 / 応用物理学 / 表面科学 / コロイドおよび界面化学 / 固体物理学 / 材料工学

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