物体検出研究向けに、ヘッドマウントディスプレイ (HTC Vive Pro) と 3Dカメラ (ZED mini) を接続する治具を用意し、一体化させてご提案いたしました。
弊社では 本事例のような 複数のハードウェアを統合的に利用するためのコンポーネント (部品、治具) の設計と製作、組立や設置に対する支援とサポートのご相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください(以下関連情報もご参照ください)。
ZED Mini について
ZED Mini は StereoLabs 社の開発・販売する深度モーションセンシングカメラです。VR HMD (ヘッドマウントディスプレイ)と合わせることで、シームレスなMR(複合現実)やAR(拡張現実)が体験できます。124.5×30.5×26.5 mm 、62.9g と 小型かつ軽量でありながら搭載された左右2つのカメラでside by side形式の高品質な映像を撮影でき、また内蔵された6DoF IMUにより外部センサーなしでインサイドアウトの位置追跡が可能です。これにより、歩く、ジャンプする、しゃがむなど動作を正確にトラッキングできます。
ZED Mini の接続治具について
ZED Mini をVR HMD に装着する際は、ヘッドセットの前面にユーザーの視線と同じ方向に向けて装着します。ZED Mini メーカー出荷時も HMD 装着用のマウントがアクセサリとして付属しますが、HMD によってヘッドセットの前面の湾曲が異なるため、HMD のモデルによっては付属のマウントでは ZED Mini を装着することができません。弊社では 自社内に 3Dプリント環境を備えているため、お客様の要望に合わせた治具の設計と製作が可能です。
1枚目 : マウントイメージ / 2枚目 : 弊社 3Dプリンタ / 3枚目 : 制作した治具 (HMD 用マウント)
※本件に限らず、複数のハードウェアを統合的に研究開発に使用するためのコンポーネント (部品、治具) の用意や、それらの組立や設置に対する支援とサポートのご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください
(参考事例 : 弊社オウンドメディア テガカリへ移動します)
