分子動力学計算プログラム LAMMPS 本体、および オプションパッケージすべてのフルインストールを実施したマシンをご提供いたします。
お客様からいただくご要望や課題
ケース 1
セットアップに時間を使いたくない
ケース 2
セットアップ経験が無く、使える状態にできるか不安
ケース 3
そもそもPCを開梱して使い始めるのが気が重い、時間が無い
LAMMPS のセットアップは慣れていても非常に時間がかかります。そこで TKS事業部では、すべてのパッケージがセットアップ済みのマシンを、すぐに使える状態にてお届けいたします。
オプションパッケージ一覧 (LAMMPS Documentation ページ)
https://docs.lammps.org/Packages_list.html
なおご指定のポテンシャルファイルが決まっている場合、ファイルのインストールや他のソフトウェアのセットアップも対応可能です。
オプションパッケージはLAMMPSの機能を拡張する、「特定の機能セットを有効にするファイルのグループ」です (例 : 分子系の力場や剛体拘束)。
2024年現在 92種類 のパッケージが用意されています。
以下、オプションパッケージの一部をご紹介します。
様々な長距離クーロンソルバと、対応する短距離ペアワイズクーロン相互作用の計算に使用されるパッケージで、Ewald法やParticle-Particle Particle-Mesh (PPPM)法などを含みます。電荷を持つ系や長距離力が重要なシミュレーションに有用です。
反応性力場(ReaxFF)を用いた化学反応のシミュレーションに必要なパッケージで、分子の結合・切断を動的に扱うことができます。触媒反応や爆発現象など、化学反応を伴うシミュレーションに利用されます。
修正埋め込み原子法(Modified Embedded Atom Method, MEAM)を提供するパッケージで、特に金属およびその合金のシミュレーションに広く用いられます。材料科学や金属物理の分野で利用頻度が高いです。
粒子間の接触力や摩擦力をシミュレートするためのパッケージで、特に粉体力学や粒子系の流れを研究する際に有用です。土木工学、材料工学、製造プロセスのシミュレーションに活用されています。
CUDA対応のGPUで高速化するためのパッケージで、特定の力場計算 (Lennard-Jones、クーロン相互作用、分子力学など) の効率化と大規模なシミュレーションの実行を可能にします。並列計算の能力を最大限に引き出すため、多くの計算科学分野で広く利用されています。
コアシェルモデルを使用して、材料中の極性相互作用や分極効果をシミュレートするためのパッケージです。特に誘電体やフェリティック材料、分子結晶の研究で用いられ、精密な電荷移動や誘電特性の解析が可能です。
LAMMPS(Large-scale Atomic/Molecular Massively Parallel Simulator)は、分子動力学シミュレーション用のオープンソースソフトウェアです。
並列計算に最適化されており、多様なポテンシャルや材料システムを扱えます。研究や工業応用で広く利用され、柔軟なスクリプト言語と豊富な機能が特徴です。
LAMMPSは、高分子、金属、半導体、生体分子など多様な物質のシミュレーションに対応しており、カスタマイズが容易なモジュール設計が特徴です。また、外部ライブラリとの連携も可能で、マルチスケールシミュレーションや複合的な解析が行えます。
高度なユーザーコミュニティと豊富なドキュメントが提供されており、学術研究や産業界での利用においても信頼性が高いツールとして評価されています。
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弊社の提案するターンキーシステムの一例です